がん患者様のリハビリテーションとは

近年は、適切な医療の下、がんを患っていても生存していく年数も増え、がんに罹患しながら在宅生活を営む方が多くなってきています。そこで、がんやがんの治療により生じた疼痛、筋力低下、障害などに対して、運動機能や、生活機能の低下を予防・改善することを目的として「がんのリハビリテーション」も重要となってきています。
がん患者様のリハビリテーションとは、医師の処方の下、厚生労働省が指定する研修を修了した理学療法士、作業療法士または言語聴覚士が行うリハビリテーションです。がんの種類や進行、がんに対して行う治療およびそれに伴って発生する副作用または障害などについて十分配慮し、運動療法、実用歩行訓練、日常生活活動訓練、物理療法、応用動作能力、社会的適応能力の回復などを個々の状態に応じて組み合わせて行われています。
以下に、高知県内の、厚生労働省が指定する研修を終了し、専門的なリハビリテーションに取り組んでいる医療機関および厚生労働省が指定する研修は未終了だが、積極的に他の医療機関と連携している施設や院内で取り組んでいる施設を紹介いたします。

1. 入院中、がん治療を行いながら実施するリハビリテーション
2. 入院中、がんに伴う諸症状に対し治療を行いながら実施するリハビリテーション
3. 他の医療機関との連携

積極的に他の医療機関と連携している施設や院内で取り組んでいる施設